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マイホームを持つデメリットをおさえておこう

2019年11月20日
鍵を出す男性

マイホームにはメリットだけでなくデメリットもあります。デメリットを事前に知ることで、間違いのないマイホームを建てることができます。マイホームのデメリットにはお金に関することが多くあります。住宅ローンの支払い負担や流動性の低さといったことは、お金があれば解決することです。マイホームは固定資産税の納税義務があり、毎年の負担となります。住み続けることにより、修繕費や維持費の負担が生じます。

マイホームのデメリットはある程度、建てる前に想定することが可能です。建てるか建てないかの判断をするときは、メリットだけでなくデメリットも考慮し、決めることが大切です。特に、お金に関することは後々問題となるケースが多いので、慎重な判断が求められます。住宅は資産には違いありませんが、流動性の低さが問題で、すぐに現金化がしにくいのです。将来、生活に余裕がなくなった場合、生活が壊れる恐れもあります。

住宅ローンの支払いで問題が生じるのは、きちんとした生活設計を立てていない場合です。起こりうるリスクを想定していれば、問題が大きくなることはありません。固定資産税の支払いは予測できるので、生活設計に盛り込んでおくことが必要です。維持費や修繕費も使用する材料によってある程度は予測できます。スレートの屋根は建築後10年以降に防水やり替えが必要となります。屋根の修繕費用は用意しておくことが大切です。

将来のリスクである災害は、保険の加入でリスクヘッジすることができます。火災保険や地震保険に加入することで、災害に遭った場合も復旧が可能となります。一家の柱が病気で働けなくなった場合を想定し、疾病保障付き住宅ローンに入るなどの対策ができます。デメリットやリスクを事前に知ることで、早めの対策が取れるのです。

マイハウスのデメリットを減らすには、自己資金を多く用意することです。必要な生活資金を削ることなく、自己資金を多めに用意することで、デメリットを無くすことができます。マイホームの取得では自分で判断しなければならないことが増えます。判断は利害関係のない専門家の意見を聞いたうえで、自ら下すことが大切です。

大勢の人がやっているから大丈夫、と思うことは危険です。依頼するハウスメーカーが大企業でも安心はできません。逆に、小さな工務店でも利益をもたらしてくれることもあるのです。マイホームの取得はお客さまとして受け身になるのではなく、施主として積極的に関わることが大切となります。