• ホーム
  • マイホームにどんな断熱材が合う?それぞれの特徴をご紹介

マイホームにどんな断熱材が合う?それぞれの特徴をご紹介

2020年02月05日

マイホームは省エネのために、断熱材を入れる必要があります。効果的な省エネのために、マイホームで用いる断熱材の特徴を知ることは大切です。そのことにより、ハウスメーカーなどの担当者が省エネに就いてする説明を理解することができるようになります。省エネが足りないと判断した場合は、自らが追加措置を要求することも可能です。

断熱材は繊維系断熱材と発砲プラスチック系断熱材に分かれます。繊維系断熱材は素材を繊維状にして、一定の形に成形したものです。繊維の隙間に空気を閉じ込め、熱を逃がさない効果を持たせています。発砲プラスチック系断熱材は空気層を含んだプラスチックの泡を集積して成型したものです。さらに、自然素材系があり、化学物質ではない自然素材で作られています。これらの分類は性能によるものではなく、熱を逃さない構造上の特徴により分けられます。

代表的な繊維系断熱材はグラスウールです。ガラスの繊維で作られ、高い断熱性があります。グラスウールは住宅の壁や天井裏に設置され、多くは板状のものが使われています。セルロースファイバーは古紙を再利用して作られたものです。セルロースファイバーは環境にやさしい材料なので、近年利用が増えています。自然素材系には羊毛やコルクを使ったものがあります。

発砲プラスチック系断熱材には硬質ウレタンフォームやフェノールフォームがあります。硬質ウレタンフォームは自己接着性という特徴があり、基材に吹き付けるだけで、強固な断熱層を作ることができます。フェノールフォームはフェノール樹脂を泡状にし、成形したものです。フェノールフォームは断熱性能が高く、経年劣化しにくい特徴があります。

断熱材の性能は熱伝導率や熱貫流率といった物理量で表されます。熱伝導率は材料ごとに定まり、熱の伝わりやすさを示します。熱貫流率も熱の伝わりやすさと示しますが、材料の厚みで異なり、複数の材料を合計することもできます。

断熱材を選ぶ場合は熱貫流率が小さいほど熱を通しにくい性質を理解することが必要です。断熱材の基準は建築基準法にはありませんが、長期優良住宅や住宅性能表示制度を適用する場合に使います。また、住宅ローンのフラット35を利用する場合も、断熱材の設置が必要です。施工では隙間が生じないことが大切で、隙間があると熱を逃がしやすくなります。断熱材は湿気を通さない防湿シートなどと一緒に使うことが大切で、防湿シートは室内側に設置する必要があります。